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身近な存在としての薬局薬剤師 [薬剤師 転職]

気軽に相談できる薬局薬剤師

地域生活者に対して薬局機能をアピールする環境は整備されてきたと言えます。

ですが、制度が整っていても、運用面では機能してないケースが大半です。

認定されたことで基準薬局として認定されたことで満足してしまう薬局が少なくないということもありますが、何を差し置いても、生活者にとって「気軽に立ち寄って相談できる場所」であることの認識が薬局側に不足しているのではないでしょうか。

薬局には、病院や診療所(クリニック)等の医療機関にはない多くの優れた点があります。

薬局は医療機関を受診する時のように「予約不要」「気軽に立ち寄れる」「相談は無料」「開いている時間が長い」「すぐ薬剤師に会える」等々。

一般的に、患者が医師に気軽に相談することができる機会はまずありません。

ですが、薬局であれば無料でいつでも専門家の話を聞くことができます。

アメリカの薬剤師が患者から信頼されている理由の一つは、このような利点が広く理解されている為です。

現代においては、全ての情報をインターネットで検索して得ることが可能となり、患者自身が広範にわたる情報を手に入れることができるようになりました。

ですが、これは断片的なものであったり、あるいは自分に都合の良い情報のみを選択したり、場合によっては、本人には該当しない場合もあります。

知り合いからの情報を鵜呑みにするということもあります。

これらの情報を整理して的確に助言することができる身近な存在が薬局です。

ですが、薬局がこの機能を果たす為には、薬剤師は人間の身体の仕組みや病気の仕組みについてある程度把握しておかなければなりません。

医師ほどの専門性の高い知識を有していなくとも、最低でも素人以上の知識を有しておくことにより、助言の内容は大幅に違ってくることでしょう。


医薬分業の意義を理解してもらうこと

患者は病院や診療所等どの医療機関で処方箋を貰った場合でも、調剤を受ける薬局は自由に選ぶことができます。

自宅や勤務先の近隣等、自分が気軽に相談することができる、信頼の置けるかかりつけ薬局を持つことが肝心です。

薬剤師は薬局窓口で処方箋を受け取った際に前回の処方と比べて、他科受診の有無や体調変化、残薬チェック等を実施し、問題がなければ調剤業務を行います。

常に調剤してもらう薬局を一箇所に設定することで、重複服薬による相互作用等の予防が容易となります。

ですが、現実的な問題として、かかりつけ薬局が定着していません。
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